子育ては幸せだけれどストレスもあります。今回はストレスを溜め過ぎて髪の毛が全部抜けた時のお話しをします。
髪が抜けるのは体質、ホルモン、ストレス、薬、病気・・・様々な要因があると思います。
私の場合はストレスが原因だったのだと思いますが、ハッキリとはしていません。
でもこの時期ほどストレスが一度にかかったことはないし、あれから3年近く経った今はしっかり髪の毛が生えているので、ストレスが原因だったと思っています。
一度全部の髪の毛が抜けてしまった場合、髪がもう一度生え、カツラや帽子が必要なくなるまでどのくらいの期間を要したのか、ここでお話ししたいと思います。
髪の抜け始めは500円玉サイズの円形脱毛症から
一人目が一歳半頃、保育園に通いだし、私も同時に復職しました。それから2~3か月経って、「最近シャワーする時、髪の毛がやたら抜けるな~」と感じ始めました。ある日、洗髪後に髪を後ろに一つに結んだ後、お風呂の鏡をふと見ると、こめかみ近くの髪から透けて地肌が見えていることに気付きました。恐る恐る髪をかき分けて確かめると・・・500円玉より一回り大きな円形脱毛ができていました。
髪が抜ける恐怖!排水溝に溜まる大量の髪の毛
当時、肩より下ぐらいの長さでパーマをかけたヘアスタイルでした。元々髪の毛の量が多かった私の髪は、髪を洗う度に大量の毛が抜けて排水溝に流れていきました・・・。抜ける量は日に日に増え、一度の洗髪(というか洗っている最中)で排水溝が詰まってしまうほどの量が抜けていました。排水溝の髪の毛を取ると、パーマをかけていたこともあり、両手から溢れるかどうかというぐらいの量でした。
「どうしよう・・・このペースで抜けていったら髪の毛がなくなっちゃう・・・」
そう思った私は、病院へ行きました。
髪の毛がどんどん抜けていく恐怖!病院で診てもらう
インターネットで調べ、抜け毛は皮膚科で診てもらうことがわかり、近くの皮膚科へ。
その時点では普通に過ごせるぐらい髪の量があったので、あまり深刻さが伝わらず、「心配だったら抜け毛のガイドラインがある某大学病院へ・・・」と言われ、紹介状を書いてもらいました。
なんとしても抜け毛を食い止めたかった私はその足で大学病院へ・・・しかし移動にも時間がかかるし、総合受付→皮膚科の受付→順番待ち→血液検査の準備待ち→会計→調剤待ちであっという間に夕方になってしまい、「ここに通うことはできない」(子供もいるし、働いているので)血液検査の結果も聞くことが叶わないまま、通院を断念しました。
大学病院では「ステロイドの注射を円形脱毛症部分に打つ」ことを提案されました。
頭皮に注射針を刺すことや、二人目の妊娠を希望していたこともあり、恐怖心が強く注射を拒否しました。ストレスが原因ではなく、何か他の病気で髪の毛が抜けているのかもしれないので、念のため血液検査だけしてもらうことにしました。先ほども書きましたが、血液検査の結果は聞いていません。何とか、大学病院へ行かずとも結果を聞けるように取り計らってもらったのですが、願いかなわず。(でも早急に伝えなきゃいけない結果内容なら、「すぐに病院に来てください」と言われるかな、と思って・・・これはあくまでも個人的な判断ですのでお勧めはできません)血液検査なら、家の近くの病院でもできるので、全国から集まる大学病院へわざわざ出向かなくても良いんじゃないかなと思いました。待合室で延々待っているだけでストレスでした(泣)
結局、大学病院では頭皮につける塗り薬をもらいましたが、抜け毛が止まる気配はなく・・・
髪が抜けきる前から始まったカツラ生活
抜け毛は止まることを知らず、容赦なく進行していきます。
頭のてっぺんから先に抜けるようでした。
いよいよ円形脱毛部分も地毛では隠し切れなくなり、てっぺんの頭皮も目立ってきたため、「部分カツラ」を購入しました。
手のひらサイズの人毛カツラをセレクト。前髪(まだ残っていた)に引っ掛けて、パチンと留めることができる、お手軽なカツラです。
当時の髪色・髪質にも合っていて、とても自然な仕上がりで満足していました。赤い点線部分の部分カツラです。自分の髪が残っていないと着けられません・・・。
しかし・・・1~2週間ほどで部分カツラでは間に合わないほど、さらに髪は抜けてしまいました。
次は、フルウィッグは高いので、人工毛をセレクト。が、これが妙につやつやしていて「カツラ感」が強く、落ち着きませんでした。
私が使っていたのはこちら↓
裏がネット状になっていて、被り、耳の後ろ辺りにあるアジャスターを留めます。慣れないうちは頭痛もしました。
同じシリーズの人毛版もあります↓
洗うのも大変で、使っている途中で絡まったり痛んだりしていきました。夏は頭皮が蒸れるし、新しい毛が生えてくるとチクチクしてくるし、締め付けで頭痛がしてくるしでカツラ生活は大変だな・・・と感じていました。
それから、長さがあるとその分絡まったり、痛みも出てくるので、ショートボブぐらいのウィッグが良いのかなぁと個人的には思います。
人工であれ、人毛であれ、やはりお手入れは必須で、きちんとお手入れすれば綺麗に長持ちできるようです。
髪が抜ける少し前から感じていたストレス
そもそもなぜこんなにも髪の毛が抜けるほどストレスを感じていたのか?
思いつく理由はいくつかあります
- 慣れない車の運転を始めた (しかも大事な息子の命を乗せて)
- 育児をしながらの職場復帰(初めての経験)
- 息子の極度の偏食が始まった
- 息子が朝起きた瞬間から寝る時まで「イー!」と癇癪を起していた(保育園以外)(終業時間が近づくと動悸がするようになる)
- 息子を寝かしつけた後の家事が辛かった
- 夫が家事を一切手伝ってくれなかった
- 英語の勉強でさらに自分に追い打ちをかけた
当時、近所に住んでいる実母にも助けを求めることをできずにいました。カツラを外した私の頭を見て、母は・・・泣いていました。。。(当の本人は髪に関してはそこまで思いつめていない)
2人目が生まれる前に、洗濯物を干す負担を軽くしようと、こちらを導入しました↓
ですが、2人目を出産後しばらくして、こちらに心変わりしました↓
髪が全部抜けてから復活するまでにかかった期間
2~3か月かけて抜けていった髪はとうとう全て抜ました。ですが、全て抜ける頃には、最初の頃に抜けた箇所から新しい髪が生えてきていて、「ツルツル」の坊主にはなりませんでした。最初に円形脱毛で抜けた部分は、最後の最後までなかなか生えてきませんでした。
それから、前髪もなかなか伸びない・・・夏目三久さんのようなベリーショートが似合う方なら、短い前髪もおしゃれな感じにできるのかもしれませんが、私はまあ似合わない(笑)
おまけにカツラから前髪が出てきちゃうからある程度長さが出てくるまでは苦労しました。
だんだんと髪も伸びてきて、円形脱毛部分も髪が揃ったころ、カツラもだいぶ痛んでいたので思い切ってカツラを外して生活を始めました。カツラがないと頭が本当に軽くて快適でした。しかし、似合う服が変わってしまい、かといって全て買い替えるわけにもいかず、違和感をもったまま生活をしていました。その頃、第二子を妊娠。念願の夏の妊婦(大きなおなかでノースリーブのワンピースを着る)も経験できたのですが、髪型がなっとくいっていないままだったのが残念。まだらに抜けたので、生え揃うのもバラバラで、少し伸びては美容院へ行き、整えてもらいました。結局、「あーやっと髪伸びたなー」と感じたのは、全て抜けてから約1年後のことでした。(カツラ期間は半年ほど)
カツラは蒸れたりかゆくなったりするので、家にいる時や家族とコンビニに行く時などは柔らかいニット帽を被っていたりもしました。↓
髪が全部抜けた→復活後生え変わった髪の毛の状態
生えてきた髪はハサミを入れていない、「生まれたて」のふわふわな手触りでした。その後、美容院で整えつつ伸ばしていきましたが、耳の下ぐらいの位置で外側に折れ曲がるクセが出てしまいました。どんなにブローしてもダメ、ヘアアイロンでやっても、やったそばから折れ曲がるという曲者・・・。しかたなく縮毛矯正をしました。
毛根から抜けてしまうと、カラになった毛根がぐらぐらと動いてクセが出やすくなるそうです。
クセは強くなりましたが、伸び初めにたくさんあった白髪はグンと減りました。美容師さん曰く、髪自体も細かったものがしっかりと強くなってきているとのこと。時間はかかりますが、だんだんと以前の自分の髪に近い状態までもどるようです。(クセはおそらく治らない)
もう二度とストレスで髪が抜けないように心掛けていること
二人目が生まれて、また子育て+仕事の生活が始まりました。
転園できたので、徒歩で登園できるようになりました。それにより、朝は夫が二人を連れて登園してくれるようになりました。子供たちが登園した後は急いで洗濯をして朝の食器を片付け、自分の身支度をしたらもう家を出る時間になってしまいますが、子供の相手をしながら慌ててやっていた時のことを考えるとかなり楽になりました。
転園して半年ぐらいまでは息子も癇癪がひどかったり、偏食も相変わらずありましたが、4歳を間近にして、だいぶ落ち着いてきました。
下の娘も保育園に行きだしてから、少しでも私の体から離れるとギャン泣きがひどく、何もできない・・・という状態が半年ほど続きました(汗)
気を付けていることは「無理をしない」ということ。
- お風呂は気持ちに余裕がなければ入れない
- 食事はお惣菜でも良い
- 実母にヘルプを頼む(息子の時は実母にさえも言えなかった)
- 自分にプレッシャーをかけない
- 限界を感じる前に「心の病気かもしれない!(助けて!)」と声に出す
- 自分へのご褒美を買って自分を甘やかす
- 夫ととことん話し合って何を協力してほしいのか、具体的に伝える
- 子供を怒り過ぎた時は寝る前に「ごめんね。大好きだよ」と伝え、反省しすぎない
実母のヘルプがあっても、子供二人をお風呂に入れることは自分にとって腰が重く、体が本当に動かないことが多々あります。そういう時は、「お風呂に入らなくっても死なない」を合言葉にパスします。夏の暑い時期は翌朝、夫にほぼ毎日入れてもらっていました。
下の娘もだいぶしっかり立っていられるようになったので、徐々に自分で子供たちをお風呂に入れてあげられるようになっていけたらいいなと思います。
それから、子供たちが小学生になる頃までに自分のキャリアも確立させておきたいという気持ちもあり、また英語の勉強をしたりしていましたが、自分にプレッシャーをかけすぎて、またそれがストレスになってしまいそうだったので、一旦リセットしました。もちろん諦めたわけではありませんが、ストレスを溜めず、子供たちと笑って過ごすことを大前提に生活し、余力が出てきたらまた勉強を再開したいなという考えになりました。
一度、円形脱毛症になるとクセになりやすいとも聞くので、同じことを繰り返さないようにストレスをためず、うまく発散、リラックスできる方法を探していきたいと思います。
追記:抜け毛予防や髪の成長を促進してくれるイランイランの精油が配合されたシャンプーがあるよ
最近、ドラッグストアで見つけたこちらのシャンプー&コンディショナー↓
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サロンでシャンプーしてもらっているかのような心地よい香りがします♡
イランイランの精油は、以下のような効能で知られています↓
・髪の成長促進
・頭皮の皮脂バランスを調整
・女性ホルモン調整作用
・子宮強壮作用
・過呼吸症状の緩和
※ただし、妊娠中の方や、低血圧の方は避けてください
ストレスで髪が抜けてしまうのは、頭皮もダメージを受けていると思うので、できるだけ体に優しい物をチョイスしたいもの。
このシャンプー&コンディショナーは、オーガニックで、髪や頭皮にも効能があり、さらにはイライラなどの神経を鎮静させてくれる効能がある「イランイラン」の精油を配合しています。(2種類あるのでお間違いなく!)
9~10月は抜け毛も増えるので、ストレスを抱えやすい人は、シャンプーでもしっかりケアしたいところ。
私も最近またやたらと髪が抜けるので、しっかりと頭皮からケアしていきたいと思います!